肩こり、首こりがつらい時、病院、接骨院、鍼灸院、整骨院、ドラッグストアなどどこへ行くべきか迷いませんか?本記事では、こりのタイプやセルフチェック、各施設の役割について解説します。

この記事でわかること

肩こりには「習慣」「不調」「ストレス」「筋膜」など、さまざまな原因とタイプがあることがわかる

セルフチェックを通じて、病院を優先すべきか、セルフケアで向き合うべきかの判断基準がわかる

病院、接骨院、鍼灸院、整体院、ドラッグストア、それぞれの役割や強みの違いがわかる

あなたの生活に「磁気の力」をプラスしよう

「肩こり」や「首こり」は、我々にとって悩みの一つです。あまりに身近な症状であるため、「今日も肩がつらいな」と見過ごされがちですが、このつらいと感じる気持ちは、身体が発している重要なサインの一つです。

しかし、この「こり」という現象は、実は現代医学においてもすべてが完璧に解明されているわけではありません。その大きな理由は、こりを自覚するに至るまでの経緯や要因が一人ひとり多岐にわたり、非常に複雑に絡み合っているからです。さらに、その発生プロセスによって、適したアプローチや向き合い方も異なります。般的に「こり」として認識されるものには以下のパターンがあります。ご自身の症状がどこに該当するのか、見てみましょう。

1.日常生活の習慣によって引き起こされる『肩こり』

最も多いと言われているのが、日々の姿勢や動作といった「習慣」に深く関わる肩こりです。長時間のデスクワークやスマートフォンの操作は、頭を前方に突き出し、両肩が内側に入る「巻き肩」の状態を定着させてしまいます。巻き肩になると猫背やストレートネックを引き起こし、頭部を支える筋肉が緊張します。この緊張が長時間続くとその筋肉内の血行不良を招き、さらに筋肉の緊張が高まることで、肩こりを自覚するようになります。この肩こりはデスクワークの時に限りません。立ち仕事によって姿勢が崩れることで筋肉のバランスが崩れることでも起こります1)。また、新幹線や飛行機で座っている時2)や長時間の車の運転3)でも起こります。

このタイプは、こまめなストレッチや姿勢の改善など、物理的な負荷を軽減するアプローチで肩こりが改善する可能性が高いです。

2.ケガや体調不良が「きっかけ」で起こる『肩こり』

この肩こりは、肩周囲の筋肉ではなく、別の組織の不調が「肩こり」として表面化するケースです。以下のようなケースが考えられます。

神経損傷や骨・関節の変形

頸椎(首の骨)の微細な変化や椎間板のトラブルによって神経が圧迫・損傷されると、その信号が肩周辺の激しいこりや痛み、痺れとして現れることがあります。

内科的疾患による「関連痛」

心臓疾患(狭心症など)や胃腸の不調、肝臓のトラブルなどが、神経の繋がりを介して肩に痛みや張りをもたらすことがあります。

肺の疾患(気胸など)

肺の一部に穴が開く「気胸」や、肺の周辺の炎症が、肩や背中の違和感として自覚されるケースもあります。

重大な病変(癌など)

稀なケースではありますが、肺尖部の腫瘍(癌)などが周囲の神経を圧迫し、頑固な肩の痛みを生じさせることがあります。

これらはご自身で判断することが極めて困難です。この場合、肩周辺だけをもみほぐしたり温めたりしても、根本的な変化が乏しいのが特徴です。痛みや違和感の「本当の要因」が別の場所にあるため、肩への働きかけだけでは一時的な気休めに終わってしまうことが多いです。

3.ストレスによって起こる『肩こり』

私たちの身体と心は、自律神経を介して密接に繋がっています。過度なプレッシャーや精神的な緊張、ストレスを感じると、交感神経が優位になり、無意識のうちに全身の筋肉が収縮する性質を持っています4)。いわば、心が受けた刺激が、身体の「こり」という形に置き換わって現れている状態です。このパターンの場合、肩を物理的にケアするだけでは不十分なことがあります。

この肩こりは、リラックスできる時間を持ったり、十分な睡眠を確保したりするなど、心身を穏やかに保つ工夫が、結果として肩こりの緩和に繋がります。健康で良好なQOL(生活の質)を維持するためには、物理的なケアと精神的なケアの両輪を回していくことが欠かせません。

4.筋膜の影響が複雑に絡み合う「混合型」

肩こりの要因は、上記だけにとどまりません。近年の研究で注目されているのが、筋肉を包み込む膜である「筋膜(ファッシア)」の影響です。

筋膜は、ボディスーツのように指先から前腕、肩、そして背中へと一続きに繋がっています。そのため、例えばスマートフォンの操作で手指や前腕を長い期間酷使すると、筋膜が癒着する可能性があります。この状態は「正常ではない変化」であり、いわゆる機能不全と言います。この機能不全により筋肉の収縮が筋膜を通じて肩を引っ張り、結果として肩周囲に緊張を招くことがあります。

こうしたケースでは、「習慣」による負荷と、筋膜の連動による「身体の不調」が複雑に混在しています。どの要因が何割を占めているのかを明確に区別することは困難であり、これこそが「肩こり解消への道のり」を難しくしている正体とも言えます。

どのような背景であれ、筋肉の緊張状態が続くと内部の血管が物理的に圧迫されます。血行が滞ればさらに筋肉は硬くなり、その緊張が神経を刺激して、私たちは「つらい」という違和感を覚えるようになります。この悪循環を断ち切ることが重要です。

一口に「こり」と言っても、その成り立ちが異なれば、最適な対処法や相談すべき場所も変わってきます。 紹介したいずれのタイプであっても、もし改善が見られない場合は、決してご自身で判断せず、直ちに整形外科や内科、神経内科、心療内科などを受診してください。身体や心が発するサインを正しく受け止め、専門家とともにその原因を探っていくことが大切です。

谷口

臨床研究をしていると様々な肩こりに遭遇しました。特に印象深かったのは、肩周囲の筋肉がとても軟らかいのに非常に自覚症状が高い方、筋肉がガチガチで岩のように硬いのに自覚症状が低い方です。記事にもあるように肩こりには様々なタイプがあるので、おかしいなと思った方々には病院に受診するように伝えていました。

肩こり症状のセルフチェック 今の自分は「どこ」に行くべきか

「肩こり」と言っても、その要因は様々です。 次に考えるべきは、自分の状態にあった対処法です。その判断基準を解説します。

下記のセルフチェックを確認してください。

1.病院を最優先すべきサイン

以下のチェックリストに一つでも当てはまる項目がある場合は、筋肉の表面的な緊張ではなく、骨や神経のトラブル、あるいは内科的な疾患、ストレスなどが背景に潜んでいる可能性があります。ご自身で「ただの肩こり」と判断せず、速やかに病院(整形外科、内科、神経内科、心療内科など)を受診し、医師による診察と検査を受けてください。

時間や姿勢に関係なく、常に強い痛みがある

「お風呂で温まっても、寝ていても痛みが変わらない」といった持続的な痛みは、単なる血行不良ではなく、組織の炎症や損傷、あるいは内臓疾患からの「関連痛」である可能性が疑われます。

腕や指先に「痺れ(しびれ)」や脱力感がある

肩の不調に加え、腕が重だるく痺れる、指先に力が入りにくい、といった症状は、頚椎(首の骨)における神経の圧迫や損傷のサインである場合があります。

肩以外の全身症状を伴っている

「急に息苦しさを感じる(気胸などの疑い)」「急激な体重減少や、数週間続く微熱がある(重大な病変や内科疾患の疑い)」など、肩こり以外の異変を伴う場合は、身体全体が発している警告かもしれません。

マッサージや整体を受けても全く変化がない、あるいは悪化する

筋肉をほぐしても違和感の芯が取れない場合は、痛みの発生源が筋肉以外にある可能性が高いと考えられます。

2.「生活習慣や筋肉の緊張」が主因と考えられる場合

以下の特徴に心当たりがある場合は、日常生活の「習慣」による血行不良や一時的な精神的ストレス、あるいは筋膜の滑走不全(癒着)が主な要因であると考えられます。この場合は、接骨院や鍼灸院、整体院あるいはドラッグストアで手に取れるセルフケア製品の活用が有力な選択肢となります。

症状に「波」がある

夕方の仕事終わりになると肩こりになる、特定の作業をすると肩こりになるといった、負荷に応じて変化する症状。

温めたり動かしたりすると楽になる

「お風呂に入ると和らぐ」「軽いストレッチをすると気持ちがいい」と感じる場合、主な要因は血流の滞り(血行不良)にあると推測できます。

の影響

「大きなプロジェクトが終わったら楽になった」「リラックスしている時は気にならない」という場合、自律神経の働きによる筋肉の収縮が関わっている可能性があります。

このように、まずは日頃から自分の肩こりを把握し、もし強い違和感を感じたら直ちに病院を受診してください。 自身の症状が「病院に行くべき」なのか、それとも「生活習慣の改善と血行促進で向き合うべき不調」なのかの判断の軸を持つためにも、簡単な肩こり日記をつけることも大切です。例えば、数字でも良いです。全く肩こりがなければ「0」我慢できない最大の肩こり「10」とした場合、今の肩こりを数字でカレンダーに書いてください。これなら簡単にできると思います。まずはこのチェックリストでご自身の身体と対話してみてください。

谷口

肩こりは診断方法が確立していなく、自覚症状が一番の指標になります。私はVASという指標を使用していました。記事で紹介された方法よりも細かく確認していました。VASが特徴的なのは、患者さん自身には具体的な数字が見えない状態で評価してもらう点です。100mmの線上を指す際、目盛りがない状態でチェックしてもらうため、主観をより客観的に評価できるという意図が伝わりやすくなります。

病院、接骨院、鍼灸院、整体院、ドラッグストアの利点について

肩こりや首こりの悩みに対して、多くの相談先が存在します。それぞれの役割を正確に理解しておくことは、大きな助けとなります。それぞれの特徴を整理してみましょう。

病院(整形外科、内科、神経内科、心療内科等)

医師(国家資格者)が診察・診断・治療を行います。レントゲンやMRIといった検査機器、血液検査、心理検査などを用いて、不調の要因を「身体の面」と「心の面」から医学的に特定します。保険診療が適用されるため、明確な診断に基づいた治療が受けられるのが特徴です。具体的な治療法は、薬物療法や物理療法、精神療法のほか、必要に応じて手術が行われるなど、医学的根拠に基づいた適切な対処がなされます。 

接骨院(整骨院)

柔道整復師(国家資格者)が評価と施術を行います。病院での医師による「診断」とは異なり、柔道整復術に基づいた評価・処置が行われます。「肩こり」や「慢性の腰痛」には保険が適用されません。接骨院で保険適用となるのは、以下の5つの急激な負傷に限られます。

  • 骨折:骨が折れた、ひびが入った(※応急処置を除き、医師の同意が必要)
  • 脱臼:関節が外れた(※応急処置を除き、医師の同意が必要)
  • 捻挫(ねんざ):足首をひねった、ぎっくり腰、寝違えなど
  • 打撲(だぼく):打ち身、ぶつけたことによる腫れ
  • 挫傷(ざしょう):肉離れ、筋肉を伸ばしたことによる痛み

そのため、一般的な肩こりや腰痛などは自費診療となります。

一方で、柔道整復師は筋肉や骨に精通しているため、徒手療法によって筋肉の緊張を和らげ、身体のバランスを整えるアプローチを得意としています。医師の診断内容とは役割が異なることを踏まえて施術を受けてください。

鍼灸院

はり師(国家資格者)、きゅう師(国家資格者)が「気」「血」「水」の巡りを東洋医学的な観点から四診(脈診、舌診、腹診、問診) を行い、刺鍼(ししん)や施灸(せきゅう)を行います。四診は医師が行う西洋医学的な「診察・診断」とは異なり、あくまで東洋医学に基づいた心身のバランスの評価です。

具体的な評価の指標は以下の通りです。

  • 気:目に見えない「エネルギー」であり、体を動かす、温める、外敵から守る(免疫)といった機能を指します。
  • 血:全身に「栄養と潤い」を運ぶ物質であり、精神活動を安定させる役割(心の栄養)もあると考えられています。
  • 水:リンパ液、汗、涙など、血液以外のあらゆる正常な水液であり、体を潤し、関節の動きを滑らかにします。

保険診療については、原則として適用されません。ただし、特定の疾患について医師が鍼灸治療を必要と判断し、「同意書」に署名した時のみ保険適用となります。医師による診断内容とは性質が異なるため、その点に注意して受診してください。 

整体院

リラックスを提供することを目的とした民間施設です。医学的な診断や治療、施術は行えませんが、筋肉のボディケアなどによって一時的な心地よさやリフレッシュ感を得ることができます。資格の有無や施術内容は施設によって様々であり、理学療法士や柔道整復師が在籍している施設もあります。これらはあくまで「癒やし」や「独自の調整」を目的としたものであり、医療機関での診断内容とは異なる点にご注意ください。 

各施設やサービスの役割を整理すると、以下の3つの視点が見えてきます。 医学的な判断と治療を求める場合は、医療機関(病院)を受診することが基本です。専門家による独自の評価やアプローチを希望する場合は、鍼灸、徒手療法といった手技を受けるのが適しています。そして、日常生活の中で自ら管理したい場合は、適切な製品を手に取り、セルフケアから始めるのも一つの選択肢です。ボディケアは、医療行為や医療類似行為でないため、各自のご判断で行っていただきます。「医療類似行為」は、病院で行われる「医療(医業)」とは厳密に区別されています。そのため、症状が続く場合や原因が不明な場合は、決して自己判断のみに頼らず、病院で医師の診察を受けてください。

ご自身の状態やライフスタイルに合わせ、これらの役割を賢く使い分け、健康的でQOLの高い毎日を目指しましょう。 

るため、その点に注意して受診してください。

ドラッグストア

セルフマネジメント(自己管理)の拠点です。薬剤師(国家資格者)や登録販売者の助言を参考にしつつ、医薬品や医療機器などを自身の判断で購入し、その日から日常生活に取り入れることができます。

忙しくて通院の時間が取れない方や、日々の生活の中で絶え間なく血行を改善したい、あるいは健康を維持したい方にとって便利な選択肢です。ただし、これらは自身の判断に基づく「セルフケア」であり、医師による診察や病名の診断とは異なる点にご注意ください。症状が改善しない場合や判断に迷う場合は、医療機関の受診が推奨されます。

谷口

臨床研究では、様々な測定機器を用いて身体の状態を測定していました。研究参加者に血流量が前日と比べてどの程度変化したかを聞かれた場合に限り、数値だけはお伝えしていました。 

しかし、その数値が何を意味するかについては、柔道整復師であってもお伝えすることはできません。数値から状態を推測し、評価を下せるのは医師のみだからです。診察・診断・治療は、医師だけに許された特別な権限なのです。

「磁気の力」をプラス。ピップマグネループという選択肢

日常生活の習慣によって引き起こされる『肩こり』で、ドラッグストアで何を購入するかを迷われている方へ、一つの選択肢として「ピップマグネループ」をご提案します。

ピップマグネループ(家庭用永久磁石磁気治療器)は管理医療機器で、その効果は「装着部位のこり及び血行の改善」です購入は、ピップウエルネス通販公式サイトから可能です。ピップマグネループには、個々のニーズに応える多彩なラインナップが用意されています。

ピップマグネループMAX:シリーズ最大磁力200ミリテスラ(mT)。頑固なこりにしっかりとアプローチしたい方におすすめです。

ピップマグネループEX:150mTの磁力を内蔵。幅広い層に愛用されているスタンダードなモデルです。

ピップマグネループAiryFree(エアリーフリー):磁束密度は55mTながら、EXの約半分の軽さを実現した、ピップマグネループ史上最軽量のモデルです。

ピップマグネループfit:55mTの磁力で、自分の首のサイズに合わせて長さを自由に調整できるのが特徴です。

全シリーズとも、無理な力がかかると外れる安心設計となっており、着脱が非常に簡単な点は日常使いに最適です。また、ファッション性も兼ね備えた豊富なカラーバリエーションがあり、日中の着用も楽しくなります。

もし、磁気ネックレスの着用がはじめてであれば、まずは「就寝時」からの活用を検討してみてはいかがでしょうか。寝ている間は身心5)がリラックスしている状態です。その間に磁力が持続的に浸透し、こりにアプローチします。朝起きた時の肩や首の感覚に、新しい発見があるかもしれません。

ピップマグネループを、あなたの身心を支える良き相棒としていただければ幸いです。

参照

1)肩こりはデスクワークだけではない!立つ姿勢特有の「肩こり」 安定の立ち方と帰宅後のストレッチ

2)もう乗り物移動で疲れない! 新幹線や飛行機でのつらい「肩こり」について徹底解説

3)長距離運転による肩こり、首こりの徹底解説と役立つ情報!

4)責任感が強い人、周囲に気を遣う優しい人、あなたの肩こりは、心の疲れかも!?

5)弊社は、「健全な『心』は健康な『身』に宿る」という考えから、身体と心のつながりを「身心」と表記しています。一般的には「心身」と書かれることが多いですが、まずは土台となる身体(身)を整えることが、健やかな心への近道だと考えています。

よくある質問(FAQ)

ピップマグネループを就寝時に装着したままでも大丈夫ですか?

問題ありません。 

ピップマグネループの効果はいつから現れますか?

効果の感じ方には個人差があります。 コリを感じている間は装着し、症状が緩和されましたら外して様子を見てください。使用しても効果が現れない場合は、医師などの専門家に相談してください。 

磁気治療器を使用してはいけない人はいますか?

医用電気機器を使用している方は、 ご使用しないでください。心臓ペースメーカー等植込型医用電子機器または、脳脊髄液短絡術式用可圧式シャントなどの医用電気機器を使用している方は、誤作動を招くおそれがありますので、使用しないでください。